前立腺肥大症とザルティア
前立腺肥大症で頻尿や排尿障害になった男性に使われる治療薬がザルティアですが、その成分はシアリスやシアリスジェネリックと同じタダラフィルです。
シアリスの成分のタダラフィルはEDの治療以外にもさまざまな応用がされています。「血管内皮機能の向上」というタダラフィルの作用に、ペニス以外でのアンチエイジング効果が期待できるからです。
その1つで2014年に厚生労働省から承認されたのが、前立腺肥大の治療薬としての処方です。その目的で使うときは健康保険が適用されます。
薬の商品名は「ザルティア」といいますが、成分はシアリスと同じタダラフィルで、2.5mg錠と5mg錠の2種類があります。ちなみにED治療に用いるシアリスは5,10,20mg錠の3種類です。
前立腺肥大症のザルティアは成分がシアリスと同じタダラフィルとはいえ含有量が非常に低いためED治療には不十分です。
最低でもタダラフィル10mgは勃起不全の改善には必要なため、シアリス代を節約するためにザルティアを処方してもらう場合は格安のインド製ジェネリックシアリスをおすすめします。
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ジェネリックのタダシップやタダリスなどまとめ買いで1錠あたり200円ほどになりますので、ED治療にはやはりジェネリックがお得です。
尿が出にくい、夜中に何度もトイレに立つなどの排尿障害の原因になる前立腺肥大は、加齢によってほとんどの男性に現れます。毎日低用量のタダラフィルを服用することによって、尿道の平滑筋を緩めるなどの効果が出て、前立腺肥大による排尿障害が改善することが認められたのです。
50代から増え始め、60代、70代の男性の多くにみられる前立腺肥大症は、EDを併発していることが多い病気でもあります。そういう患者さんは、ザルティア錠を服用することで前立腺肥大だけでなく、EDの改善という二次的効果もあり、いわば健康保険でEDを治療することになります。
じつは厚生労働省も「前立腺肥大の治療と言いながら、本当は健康保険でED治療薬をもらいたいんじゃないの」と用心して、ザルティアの保険適用にはいろいろな制限を設けています。
しかし、そんな裏ワザを使わなくても、低価格で品質のよいインド製のシアリスジェネリックを愛用している男性は知らず知らずに、男性なら誰でも歳とともに進行する前立腺肥大を予防していることになります。